竹林整備の第1ステップ。まずは現場確認しましょうね。
皆さん、竹林を整備するなら何を最初に行いますか?僕はなーんにも考えず竹を切れる格好に着替えノコギリとナタを持って山に入りましたが、1番最初に必要なものはノコギリでもナタでもありませんでした(笑)
ずばり!竹林の現状把握です(笑)現状の竹林を把握する事で伐採・整備に必要なアイテムや段取りが大きく変わります。
という事で、第1ステップは何も持たなくていいので、現場を見に行きましょう。そして竹林を歩き回っていろいろ見てみましょう。
僕は竹林までの道の草刈りが先決だったので、すぐさま刈り払い機を取りに戻りました。そして竹林に入ったらひとまず中をいろいろ見てみるといいと思います。
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- どの程度の太さの竹が多そうか。
- どのくらいの枯れ竹があるのか。
- 枯れ竹をどこに集めるか。野焼きできそうか。
- イノシシ等の糞や足跡があるか。
- 竹林の近くに電線はあるか。
これに加え、どこまでが自分の家の敷地(竹林)なのかを調べましょう。間違って他人の家の竹を切ってしまうと、ご近所さんとトラブルにもなりかねません。
間違っても無断で筍を収穫してはダメですよ(笑)それこそトラブルかもしれません(笑)
1.どの程度の太さの竹が多そうか
孟宗竹が多いと竹自体のサイズが大きいため、伐採した竹を積んだり焼いたりする為に広めのスペースが必要になります。
また細い竹が多ければ手ノコギリでもそこそこ作業になるかもしれません。太い孟宗を相手にするならやはりチェンソー等の大型電動機械が必要になると思います。
2.どのくらいの枯れ竹があるのか
枯れ竹が多いとそれだけ片付けがラクです。青々とした竹は水分も多く、枝もある為その分重量があり運び出すにもエネルギーを使いますが、枯れ竹は軽く、火がつき易く、手や足でも簡単に折れるので扱い易いです。
3.枯れ竹をどこに集めるか。野焼きできそうか
ここがもっとも重要です。枯れ竹を現場で野焼きできるのか、できないのかで、伐採・整備の作戦が変わります。野焼きできる事を祈りますが、もし野焼き出来なければ積上げて腐らせるかトラック等に積載し廃棄処分するか粉砕機を使用しチップにする等の方法で処分する事になります。野焼きが1番ラクだと思います。
4.イノシシの糞や足跡があるか。
イノシシに遭遇するのを想定しておくといいかもしれません。糞や足跡を見つけた場合や出没する事がわかっているエリアでは十分に注意が必要です。ちなみに僕は蛇が怖いので、噛まれないように長靴の様な長めの靴をオススメします。(ちなみによくあるゴム長靴はオススメしません)
※服装に関しては、こちらの記事をご参照ください → 竹林整備時の服装めっちゃ大事です!
5.竹林の近くに電線はあるか。
伐採した竹が電線に引っかかって断線するトラブルにあわないためにも電線を調べる必要があります。自宅だけならまだしもご近所さんの家が停電するかもしれません。電線には十分ご注意を!
これだけ調べたら今度は整備の作戦をたてましょう!
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