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枯れ竹を処分するには○○○が手っ取り早い!

竹林を整備するには枯れ竹の撤去が先決です。足元に枯れて倒れている竹があると歩行の邪魔で作業がはかどりませんし目の高さで折れた竹は大変危険です。という事で、まずはそれらの竹を除去し作業性と安全性を向上させましょう。その為には、枯れ竹を野焼きしてしまうのが手っ取り早いのでその手順を解説します。

  1. 野焼きするエリアを決めよう!
  2. 開墾し野焼きエリアを作ろう!
  3. 野焼きエリア付近に枯れ竹を集めよう!
  4. 雨が降ったら燃やす!
  5. 野焼きエリアはそのまま野積みエリアとして使えます

ひとつひとつ見ていきます。

1、野焼きするエリアを決めよう!

野焼きに適さない場所は、土手や斜面の下側で要はすぐ隣が一段高いエリアです。それなりの火力で燃やすため一段高くなっているとそちらに飛び火し易いです。隣が一段低いのはOKです。

また、付近に水道があるなど消火用水利が取れるような場所は適していると思います。

2、開墾し野焼きエリアを作ろう!

僕は数メートル四方の野焼きエリアを作りました。当然荒れ放題で竹や木も生えているので事前に伐採します。このエリア作りは結構楽しめます。ものの1~2時間でみるみる綺麗になってスペースができていくので楽しく作業できます。

3、野焼きエリア付近に枯れ竹を集めよう!

野焼き当日に、なるべく枯れ竹拾いはしたくないので、エリア付近に枯れ竹を集めておくとよろしいと思います。この時もし可能であれば竹を割っておくと良いです。割れていない竹を燃やすと幹の中の空気が熱で膨張しパーーーン!!!ととても大きな破裂音をともない爆発します。

4、雨が降ったら燃やす!

僕が安心して燃やせる時期は下記です。

  • 3月中旬~4月上旬:菜種梅雨期
  • 6月上旬~7月中旬:梅雨時期
  • 秋雨前線停滞期

火はとても怖いので僕は雨の日以外火をつけません。上の時期は連日雨だったり長めに降ってくれるので適しています。また雨雲はグレー色ですね。竹を焼いている時の煙もグレーなので野焼きを目立たなくしてくれます。もし晴れの日に燃やすと近くを通った人が山火事と間違え消防署に通報し自宅に消防車が来てしまうなんて事もありえないとは言い切れません。なので雨の日を選んでいます。そして野焼きできる雨の日はどんどん焼却し可能な限り広範囲の枯れ竹を除去します。

5、野焼きエリアはそのまま野積みエリアとして使えます

野焼きが終わると竹林内が綺麗になった事を実感できると思います。いよいよこれで本格的な生竹の伐採に移れますが、この時野焼きエリアは野積みエリア(切った竹を積んで置いておくエリア)として使えます。積めば積んだだけスペースが小さくなりますが、その分切っているので次のエリアが勝手に出来ていきますのでご安心を。

ここまで来ると枯れ竹がだいぶ減り、歩きやすくなり作業性も安全性も上がると思います。という事で余談ではありますが、来年以降ナイスな筍を生やしてもらうため、残しておく竹と伐採する竹の伐採基準を記載しておきます。ご興味ある方はこちらの記事をご覧下さい。 → たけのこ園のために残す竹と伐採する竹(伐採基準)

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